空中の魚


ある日、私は境界線の向うに私とそっくりの魚を見たの
其の魚は境界線の向うだというのに気持ち良さそうに泳いでいるの
私は其の魚が心配で呼び戻そうとしたの
でも其の魚は私の声が聞こえないみたいで
やがてどんどん遠くへ泳いでいってしまったの


水中の鳥


昨夜、私は不思議な生物を見た
人間の様にも見えるがどうやらそうでは無いらしい
私を見るなり近付いてきて不思議そうに私を見ていた
其の生物…名前はあるのかとふと気になったが
言葉は通じそうにないので其の侭立ち去った






― また逢えるかな ―